日付 できごとろじぃ
6月10日 2台の550


 私は私で新たに入ったXZ550からキャブを移植すべく本日の2台並べての整備となったのである。
キャブは現在のBD34でも良いのだが、低回転域での息ツキは未だに解決できてないし、調子の良い純正キャブのXZ550はどんな走りなんだろうと興味が有ったことが大きな理由である。
 なんせ、この玄龍に最初に付いてた純正キャブはアッパーボディーが

牧場にオーナーがやって来た
多分、日本でいや世界でも殆ど見ることはできないはずなのにここ牧場では結構しょっちゅう2台揃う。
 XZファンならちょっと羨ましいけど、普通の人には別にどうでも良いらしい(笑)
今日、オーナーがわざわざやって来てくれたのは牧場でご自身の愛機のカウルを交換するためである。
割れていて、ガスケットが無く大変な状態だった。
だから、私は未だに純日本仕様のXZ550を所有したこと無いと言うことになる。
 ま・・・能書きはさておき二人でシコシコとXZに取り付いて作業を始めると大粒の雨が降り出した。
梅雨の最中、仕方がないのだが、晴れたり雨が降ったりというのはどうも勘が狂う。
 その中をちうねんおやぢが二人、黙々と作業する姿は鬼気迫るモノが有る・・そないに大層なことはないか。。
 好きなモノを友と二人、いじることができるのは幸せだぁね。
その内、ちょっと発見があった。
 このキャブに交換した後、エアクリボックスを北米仕様のモノに交換したのだがその可変ベントが負圧をかけて(口で吸い込む)全開にすると下に降りてこないと言う現象を発見した。
 え・・・・これって、低回転でもたつく原因に為り得るんちゃうん。。何せベント全開と言えばフル加速時と同じである。
低回転の定回転なら、別に問題は無いんだろうけど、低回転からガバッとアクセルを空けると全開になったままのベントから流速の大きい、しかも大量のエアが流れ込む事になるんちゃうけ?
 あまつさえ、XZのソレックスはダイレクトバルブである。ワイヤに直接バタフライが繋がってるのだ。酸素過多状態になるのは目に見えている。
。。。こりゃぁ課題やなぁ。。
 玄龍のキャブの交換は手慣れたものでそこそこの時間で終わった後、オーナーの手伝いを始める。
その時事件は起きた・・・
 事件ぢゃぁ無いが、オーナーに厚かましくもその可変ベントのレクチャーをしている時、オーナーがおもむろに・・
「エアクリって・・・載ってるだけ?」などと言いながらYICSのパイプをいじくろうとフッとボックスを取り外すと、垂れ下がっているはずのベント作動用のバキュームパイプがない。
 「・・・・・え?いや、この口にパイプが刺さってで・・バキュームのシリンダーに入ってるはずやねんけど。。あれ?パイプがない・・」
「ふぁるさん、それってこの口と何処が繋がってるん?キャブ?」
もちろんだ。BD34を550に移植する時に一番ネックになったのが、何を隠そうこのバキュームを引っ張るキャブレター側のニップルなのだ。
(BD34にはそのニップルが付いてない。) 
 玄龍はキャブをBD34に換装する事によって生じるインシュレーターのニップルの一つの空きを利用した。
            二台並べて仲良く整備→→
っつ〜ことは今までオーナーは閉まったままのベントが付いたエアクリで走っていたのだった。
 こちらは玄龍とは反対になるが、5000回転からもたつく状態だったらしい。
 正反対とは言えベントの開度によって不具合が生じたと言う二人であった。
私もキャブを交換したところで中断していた作業を再開し、普通のジャパニーズ550用のエアクリボックスを装填し作業は最終段階にかかる。
 エアクリボックスを装着する前に、口で吸ってベントが正常に作動することを確認したのは言うまでもない。
 そうこうしてるウチにオーナーのカウル交換やその他の作業も終わり、本日の牧場はコレにて終了。
 XZ550が2台も整備中という珍しいシチュウエイションの牧場の一日であった。






XZ550D大江戸号解体へ
 さて・・・とりあえず・・今日は一人の牧場やし・・・、ノンビリ大江戸号の解体と行きましょうかね。
 惜しいところではあるが書無しフレーム、錆多数で有れば致し方ない。
 400Dを解体するように淡々と作業は進んでいく。・・同じやもん、手順が違うはずはないわな。
 エンジンはいつになく頑固に外されるのを拒否したのだが、これが一番のメインである。
 ポコポコ外していって結局2時間ほどで大江戸号はこの世から姿を消した。
昼前、偶然通りかかった廃品回収業者のオッチャンを捕まえてフレームの処理を頼み、パーツのみになった550Dは牧場の広くなった分の存在になってしまった。仕方ないわな。。
 さて、ここで一つ、大きな発見をした。
後方のエンジンマウントが400と550では違うのだ。↓

お解りだろうか。
 各々左が400,右が550である。
400は鉄板1枚もの、550は2枚の貼り合わせである。
 こういう細かい発見はこれからも続くのだろう。消えた大江戸号はオーナーと私の550にパーツが移植されて生き続ける。
 今日は大江戸号の解体ともう一つ、玄龍のリアタイヤを交換した。
かねてより牧場で幅を効かすミシュランのM48(120−90)。久しぶりのパターンが帰ってきた。
 帰り道、直径が大きくなった分、マイルドになったが乗り心地が非常に良くなった玄龍であったが、キャブをマイルドなBD36に交換したこともあって、玄龍は本当に羊になってしまった。
 しまった。。。これはアカン。。純正か直径がそれに近いタイヤでないとアカン・・・。
 あのオーナーをして「元気な550やぁ。。」と言わしめた玄龍は何処へ。。タイヤだけでも元に戻そう・・
 帰って早速ヤフオクで(120−80−18)を検索したふぁるこんであった。





キースターキャブリペアキット
 話は少し戻るのだが、5月にアメリカのJames君に赤のタンクを送りました。
そんなに程度は良くないんだけれど、凄く喜んでくれて
「へい、Ryuji, 何かお礼に君に送りたいのだが、何が欲しいかな?XZの仲間からなら何でも調達できるぜ。」
 と言うので、かねてより懸案の
「じゃ、キースターのキャブリペアキットが欲しい」
 と言うと
「OK! eBAYのサイトから手に入れるよ。ん?それと何かい?XZ550のパークサインが欲しいって?OK。」
 と言うわけで早速送られてきました。リペアキット。↓

 実はコレは日本製なのだが、日本で買う方が高い。
有名な山之内キャブレターさんで扱っているのだが、1セット4000円ほど。(もうちょっと高かったかな?)
 でもアメリカ(正確にはカナダかな?)の代理店がeBayでセット売りしている上のセット。
 キャブのリペアセットが2つと燃料ポンプのリペアダイアフラム、全3個セットでなんと$39即決。
 日本本国で1万円はするこのセットが4500円ほど。しかも一般郵便物で送れるから非常に送料が安い。
現にUPSではなく、USPostでそのショップが送ってきたのは封筒。
 これは山之内さんには悪いけど、むこうで買う方が安いわ。
 てんで、早くもこの日、手元に届いたセット。
ん〜〜〜〜。。メカニック気分や!・・・