日付 できごとろじぃ
11月3日  午後から牧場。
とにかく玄龍が見たくてテニスも早々に切り上げて牧場へ向かったのが2時頃。
 牧場のシャッターを開けると巨大なXZ550のカウルが文字通り幅をきかせている。
 まだ信じられないような思いであるが、現実目の前に550がある。
当時、千葉で一度だけ一緒にツーリングしたことのあるXZ550。
 同じXZなのに立ち上がりが全く違う。悔しかった。
 カタログで見るとトルクが1.5倍近くあるし、その最大トルクを発生する回転数が400よりも低い。と言うことは下から力が湧いてくるって事だ。
 400でさえ、その低速トルクにしびれる程なのに550となるともしかして「ビビる?」・・・んな訳無いか。
 とにかく嬉しい。
 今日は550のキャブを見ることと、SRX400のメンテである。
SRX400は売れたとき少しキャブ不調で、アイドリングしない状態が続いていた。
 今日はとにかくかけてみようとガソリンを入れて、PRIにするとものの見事にオーバーフローだ。アカン・・・。バイヤーにはキャブの掃除はしてくれと説明してあるし、バイヤーもバイクのメンテに明るいようで安心はしているのだが、エンジン不動となるとそれは約束が違う。
 とにかくコックをプライマリにするとガソリンが出てくるのだから、キャブまではガソリンが行ってるってことには違いない。
 これで、チャンバー内にはガソリンが溜まっていて、プラグも火花がちゃんと飛んでいるのだから、かからない訳がない。これでかからないなら本当にエンジン不動だ。
 ディアマンテからブースターを引っ張りキック一発。2発・・3発・・おっと・・チョーク引いてないわ。
 もう一度キック1発、2発、3発・・・。ありぃ〜〜?
 ・・・・・おい、メインキーをONにしないでかかるわけ無いやろ!
 イグニッションをONにしてキック一発!
  バラタタタタタタタタタタタタ・・・・・・・。軽快な爆音が辺りに響く。
 ええやん。アイドリングは高すぎる位なのでスクリューを戻して落ち着かせる。全く調子良い。
 少しオーバーフローしてるがとにかく中腰で、その辺りを走ってみる。
  ものすごいトルクだ。
 XZの様なシルキーなトルクではなく「単車」。良い感じだ。これはよく走るだろうなぁ。
 牧場に戻って一安心。そこにCB1300氏から電話で「いまから行くよぉ〜」と言ってくれたのでさらに気分が良くなりついにというか何というかXZ550のバラシにかかった。
 いえいえ、解体じゃなくて、とりあえずキャブのメンテ。
 慣れた手順でタンクから外しにかかる。400よりも燃料パイプが一本多い。燃料ポンプに向かうラインが一本出ているためだ。
 パイプを外し、シート下のボルトを一本外し、サイドカバーを外し、タンクを引き上げる。コネクターが一つ、相手を探してブラブラしているが400には無いモノなので不明。とりあえずタンクを外す!
 そこに見たモノは!・・・
 なんと400のエアクリーナーボックス。な、なんじゃこら。
・・・呆然としてるところにCB1300氏が到着した。
 と、同時にSRXを落札したSさんもひょっこり遊びに来た。
 知らないもの同士がバイクの話に花が咲く。
  鉄とゴムと樹脂の固まりではあるが、バイクには不思議な魅力が一杯である。
11月6日 さて・・・今日は本格的に550のキャブ掃除。
  キャブは400とは違うので若干外すための作業が多くなる。
  まず、エレメントと呼ばれるバキュームホースのフィルター部分を外す。
そして、メインジェットのフタになる真鍮のボルトを前方、後方気筒共に外す。
 これでフレームの幅いっぱいいっぱいだ。
 そして、400よりもかなり多い数のパイプ類を一本一本外してようやくフレームから抜ける。
 アイドル不調の原因はただ一つ。パイロットスクリューかパイロットジェット。
 始めに、400よりも遙かに解りやすく外しやすい大きなパイロットスクリューをパーツリストで見つけ出し、一杯に締め込んで戻し回数を確認してから、外す。コレは問題なく綺麗。
 そして、パイロットジェット。
 ウラのネジを開けた途端・・・中はガソリンのところてん。(笑)
オマケにフタのマイナスネジはアタマが潰れている。
 愛用のインパクトドライバーが無ければ私だって開けられないところだった。
 きっと前オーナーもココまで来てネジがもどけずに挫折したのだろう。
 綿棒を突っ込んでガソリンの羊羹をほじくり出し、キャブクリーナーで溶かして、ようやくパイロットジェットが見えた。
 ジェットを掃除して、その他の空気、フュエル、混合気、各通気路を隈無く掃除する。この辺は手慣れたものだ。
突然全ての謎が解けたような気がした。
キャブをアッパーとロワーに分割した時のこと。
 ガスケットを液体にしてあったのである。
 すこしキャブをいじくる人ならこれは避けたい処置なのだ。はみ出た液体ガスケットはキャブを詰まらせる。はみ出さないように塗れる達人ならいざ知らず、普通の人は避けるべきである。が、ことXZ550のガスケットは欠品なのである。幸い、私はバルカーの1575と言う汎用シートガスケットをストックしてあるのでコレを切って使えるのだが、普通の人はそこまで考えないのだろう。
 余りに欠品が多く、修理を挫折したのでは無かろうか。
 外見が異様に綺麗なキャブ、アイドリングの効かないエンジン、実働っぽい車体。違うエアクリ。・・・
 きっと乗るつもりで整備を始めたのだろう。しかし、エアクリのボックスに不具合があったり、幾ら清掃しても調子のでないキャブ。(XZにありがち)。もう、諦めてバイクの収集業者に引き渡したのだろう。そんな感じである。
 
 まぁ、そう言うことが有るからこそ、こういう状態のXZ550が私に回ってきたのだろう。
「コイツやったら何とかしよるで。」と、神様はお見通しなのだろう。
やはり、このバイクは私に買われるようになってたんだろう。
 縁があったのだろう。もしかしたら、他の人なら。。挫折していたかも知れない。
 バイクだって・・・縁なんだなと実感した今日の牧場であった。
 
11月20日日曜日 テニス合宿やら何やらで牧場に行っていない日々が続いている。
 今日もテニスの交流戦。楽しくてそれは良いのだが、気になる玄龍(550)のキャブもそのままだし何より飛龍にも乗りたい。
 交流戦も終わりに近づいてきた正午過ぎ、パラのオーナーから電話。
「今日の牧場活動は?」と弾んだ声が聞こえる。「いやなぁ〜、XZに乗りたくてなぁあっはっは。牧場はどうかなと。。」
 喜んで!来て頂きましょう。試合が終わるのが1時、そこからテニスの仲間と食事して飛龍で向かうと3時頃かな?
 3時半頃牧場に到着するとオーナーは既に待っていてくれた。
私自身、玄龍の写真を撮ったことはなかったのでオーナーの550と飛龍、3台で記念写真を撮りまくる。
う〜ん、至福の3台〜。実働(玄龍はまだキャブの清掃中だけれど)3台のXZっていうのは今度のミーティング以外では余り無いかも。
 オーナー氏とそのミーティングについての話やひとしきりXZの話をして時を過ごしていたのだが、突然オーナー氏が
「どう?乗ってみる?」
「え〜〜〜!ええんですか?乗ってみたいわ〜。」
 と言う訳でオーナーのネイキッドXZ550に乗せて貰えることになった。
 オーナー氏のXZ550はお怪我をされたオーナーの為に若干の改造をされてはいるが基本的には全くノーマルのXZ550である。
改造点は右足を使わずリアブレーキを掛けられるように、左グリップ下にリアブレーキ用のレバーが付いていること。右足用のハイウェイペグがダウンチューブに付いていること。それからフロントブレーキの効きをなお一層強化するためにブレンボの異径4ポット対向ピストンのキャリパーを奢られていることだ。
 また、オーナー氏の趣味でカウルは外してネイキッドにしてある(拍手!)そして素晴らしく綺麗なオリジナル塗装が施されている。

 ちょっとドキドキで跨ってエンジンを掛ける。
 400ccの飛龍よりも気筒容積の大きさを感じる若干低い音で軽々とアイドリングを始めた550のエンジン。
 道に出るために牧場の坂道を降りるとき、ちょっとブレーキを握ると「ガキッ」っと止まる!「な、なんやこのブレーキは!」
 しかし、凄まじいばかりの効き方の違い!
 飛龍のディスクローターを今のディスクに換えたときもそこそこ効きの違いを感じたがこれは全くの異質の効きである。
「はよ、飛龍と玄龍もブレーキの改修をせんといかんなぁ・・・」
 何となく走り出すのが怖い感じではあるが頑張って(笑)道に出てみ
る。
 グググ〜ンと体が後ろに持っていかれる。
 400の飛龍でもかなりトルクの出方にしびれるモノが有るのだが、そのしびれる一番美味しい部分だけをもっともっと増幅したような乗り味。
 あぁ〜、これがXZなんや。と思える。
 こういう懐石料理のように味のある単車はやはり売れないんだろうな。
解りやすい味のファミレスやカップヌードルのようなバイクが売れるのは当然か。
 「本物」を売りにしたモノ。自らは本物でないと語っている事に気付いてない。そんなバイク達が多い中、今でも輝いているXZの味はコレなんだとわかる。
 ドキドキの初試乗を終えて牧場に戻って今度はオーナーが飛龍に跨る。
 バラバラララララララキュ〜〜〜〜〜ン。
独特の音を残して飛龍が消えていく。
 いい音だ。ツインの音にしては滑らか、マルチのようにスカくさくない。
牧場の坂を上る飛龍を間近に見て自分のバイクながら側面形を下から見上げた時、XZの造形の素晴らしさが解る。計算されたアスペクトレシオを持つ。それも人間的な暖かみを残すメカとしての計算がそこには成り立っている。このHPのバンクしているXZを参照して貰えればそれが解ると思う。
 自分のバイクはバックシャンだとXZオーナーなら誰もが認めるところであるがちょっと下から見上げる側面形はモノの見事な造形だ。
 今の前のめり、寸足らずのバイクの造形は事故ったレーサーのようでちょっとも好きになれない。
しかもどのメーカーも同じようなデザインだ。
 冒険を忘れたヤマハのデザイン。物まねしかできないホンダのデザイン。デザインがないスズキ。色しか「らしさ」のないカワサキ。絶望的だ。
80年代のようなバイク天国はもうやってこないのだろうか。
 Web上では私たちのように80年代バイクを愛する人達がたくさん集まっている。そう言うことを各4大メーカーのブレーン達は知っているのだろうか。
 走るだけの道具じゃ無いんだよ?デザインだけ80年代やもっと前を求めてどうする?
大切なのはその、ポリシーや育ちなんだ。
 XZが売れなかったのはマーケットの責任じゃない。ヤマハの責任だ。それを今のヤマハの首脳陣は知らなければ80年代のようなバイク黄金時代は二度とやってこない。
80年代のバイク戦争に火を付けたのはヤマハの燃える情熱だったはずだ。違うのか?
 80年代にバイク野郎だった私たちが責任有る地位について、もう一度バイクの未来を考えるなら道は見えているはずなのに。。
 1バイクファンとしてヤマハ発動機の首脳にもの申す!
 あなたが作るべきモノは「売れるバイク」じゃなく、安全への技術、売るためのマーケット、それから・・あなたが忘れた熱い心。その3つだ。
 情熱を、思い出して下さい。
11月26日土曜日 全国ミ〜ティング〜〜〜!!
 
さてもうれしや全国ミーティング〜〜!
 朝からドキドキしながら6時半、名阪国道針テラスに向かう。
 なにせ飛龍は調子よい。
チョークを引き、2,3度のクランキングで目覚めるVツインは半年前までの不調が嘘のようだ。
 2,3分のアイドルでチョークを戻すと規定回転数より若干低いモノのミスファイヤもなく安定したアイドリングを始める。
 とりあえず阪神高速に乗らねばなるまい。まったく・・・堺に長い間住んでいると阪神高速は「堺入口」か「「石津ランプ」しか思いつかなくなる。
大阪市民だって事に気が付いて、松原〜天理に向かう西名阪に乗るには平野か若しくは近畿道の長吉でのれば問題ないではないか・・・と一人納得して長居公園通りを東に向かう。程なく長吉インターから近畿道〜西名阪道へ乗り入れる。
 音が変わるのは90Km/h程だと思っていたのだが、調子が変わってきたか6000rpm105Km程になっている。
 昔のようにこの速度で「流す」と言うわけにはいかない自分の年齢は誤魔化せないが、この速度はXZ400が一番美味しい速度だと思えるのは昔の通り。
 本当に気持ちが良い。・・けど寒い・・・柏原トンネル・・越えたらなんやこれ!奈良は盆地やから寒いとは思ってたけどマジやん!
 天理のPで堪らずにオーバーパンツを履き、上にウールのベストを一枚足してもう一度跨った。ホントに真冬並みだ。
「千日道路」の天理坂を上りきると標高は400m程。ココも上るに連れてどんどん気温は下がる。
 針TRSの手前の温度計はなんと2度!一面、霜で白くなっている。
TRSのロッテリアで朝食を食べてパラのオーナーが来るのを待つ。
 合流してからは無事東名阪〜伊勢湾岸と距離を伸ばしていく。途中御在所で給油。今日はタイヤの空気圧が低いせいか6gの給油。
伊勢湾岸道路では写真撮影と猛ダッシュのおまけ付き。
 いやぁ・・・ビビりますよ(笑)。150Km/hまで一気に加速する単車に感覚が付いていかない。
 「古い単車にムリさせても・・・」と言う言い訳を残して140Km/hで走るXZにしがみついていた。。っは〜〜。ようやく東名高速の入り口でオーナーに追いつく。
東名高速〜浜名湖。浜名湖では岐阜の「龍宮城主「イシハラ」氏と待ち合わせてウナギを食べてヤマハ本社に向かった。
 ヤマハのコミュニケーションプラザでは瀬田川マイスターと白石氏に出迎えられXZばかりでは無くとも80年代車両が5台、玄関前に並んだ。
 また見るもの全て面白く、ヤマハの社員さん達も選ばれてるとは思うが気さくな人達ばかりで充実の一時を過ごした。
 特筆すべきは3Fのヒストリック車両を展示してあるところにXZ400が「動態保存」(笑)されていたこと。「忘れられた」いやヤマハにとって「忘れてしまいたい車両」とまで陰口を叩かれ、もうそこには(ヤマハ発動機本社)1台もなく、痕跡さえも無いのではないかと笑い合っていたはずなのに・・・。
 RZV500、RZ250などと共に輝くV−Twinをギャラリーに誇らしげに見せていた。
 メンバーには皆馴染みのあるXZとは言え、新品同様の車両にうっとり。
絶滅したT−REXを生け捕りにしたような・・・(ちとオーバー)
 まぁしかし、社員さんの説明を聞くとこの日、ココにXZが展示されていたのは全くの偶然だそうで、有る一定期間ごとに入れ替えるのだとか。
 しかし、同じ80年代の輝く時代の代表としてXZがココに有るのは本当に嬉しいことだ。写真向こうはRZV500、そしてこちらにちらりとウィンカーが見えるのはXVZ1100「ベンチャーローヤル」だ。XZの大兄貴。へ?なんで兄弟?それはこの1100ccのエンジン、半端な排気量を見て解るとおり、XZ550のエンジンを並列に2コ繋いだものだから。
 側面形はまんまXZのエンジンである。余り売れなかったのもXZと同じ(笑)。
 このほかにも同じブースにXV750(よっ)XJ750E(やたっ)など、なんか、XZパラダイスのツボにはめたようなセレクトだった。
 でもこうしてみると、この頃はちゃんと「ツーリングバイク」「スポーツバイク」「アメリカン」とちゃんと各々カテゴライズされた中に有って(オンとかオフじゃなく)それぞれ明確なポリシーを持っていた。となると・・・この余り売れなかったバイク群、こういう硬派なバイクは売れないと言うことになるのだろうか。
 結局売れるバイクはそう言うんじゃないんだろうね。
 誰にでも解りやすい、流行バイクになっちゃうんでしょうね。
 話は元に戻るが、このXZ,実は純正のシルバーじゃない事が「イシハラ氏」の指摘で解った。
 帰ってからカタログを見てみると確かにもうちょっと「銀色」である。
 多分、XS250とかと同じ色を使ったのだろう。少々残念な気がするが仕方ないだろう。

こういうピカピカの車両を見ていると嬉しくなるのはそれで良いことだと思う。
 さて、いろいろ見て回り結局かなりの時間をここで過ごしたパラのメンバーは玄関前で写真撮影の後、本日の宿である「ならここの里」に向かった。
 どうだろう。80年代バイクばかりがコミュニケーションプラザの玄関前に集う。→

 
11月27日日曜日 ミスターバイクBGの取材
 全国ミーティング2日目。
 山間の「ならここの里」の朝は冷え込みが厳しくXZ達の上にもかなりの朝露が降りかかり、タンク上面からカウルスクリーン、シートまでを光らせている。
 昨夜は深夜までXZ談義が続いたが皆ジェントルマンのXZ乗り達は余りに羽目を外すこともなく、オトコの会話を堪能した。
 コテージ一階で朝食を摂り余韻に浸っていると本日のメインイベント「雑誌の取材」の当事者、「ミスターバイクBG」の野崎氏から電話が入り予定通りの到着だとのこと。また、途中の高速道路S.Aで2台のXZを見たとのことで関東方面からの参加車両が順調に走行していることを確認できた。
 程なくその2台のXZがならここの里に到着。しゅうじ氏とげんぱち氏。
 おなじみのしゅうじ氏のXZ550は初対面ではあるが本人とは1年ぶりの再会。元気そうな本人に安心し、お互いに悪態を突き合い無事を確認する。
野崎氏がみえて、全員で賑やかにバイク談義を再開する。氏もまんざらでない様子でXZを眺めている。 
 面々 話もお互い楽しいのだが、時間の事もあり向かいの駐車場に移動して早速記事用の写真を撮影する。
 1枚目、飛龍の向こうにいるのが野崎氏、2枚目、カメラを構える野崎氏、モデルは瀬田川氏。

別れの時間が近づいていた。
 5台のXZ,1台のXJ750、そして1台のSRX600。
お昼少し前、7台のバイクは「ならここの里」を後にし、掛川の市街地に向かって山を下った。
 イタリアンファミレスで食事の後、広い駐車場で最後の談笑。
しゅうじ氏の550のみ姿が見えないが4台のXZが並ぶのは結構壮観である。
 真ん中は「げんぱち氏の「ワインレッドXZ400/D」飛龍の「ブリリアントレッド」に近づけたくて・・と嬉しいことを言ってくれたげんぱち氏であった。
 午後二時、ここで皆と別れ、オーナー氏と二人で帰路に着く。
「下、走って帰りません?ツーリングがてら。」
 との私の提案に1も2もなく乗ってくれたオーナーと国道1号線を西へ向かってひた走る。
 食べ過ぎて少し調子の悪いハラを抱えて休憩を取りながらの長距離行ではあるが、飛龍も快調。
時間を感じることもなく浜松、岡崎、豊明などを過ぎて伊勢湾岸道路へ入った時には午後5時になっていた。
 初冬の日は本当に短い。まだ5時を過ぎたところと言うのに真っ暗である。
オマケに伊勢湾岸道路は車が少なく、暗闇が続く。
 給油に入った東名阪「御在所S.A」ではまだ6時過ぎ。何となく9時過ぎたような感覚で夕食を取り、再び大阪を目指して走り出す。
 途中何事もなく天理のI,Cでオーナー氏と別れ、8時半に住之江の我が家に着いた。
6時間半。
 今年の一大イベントである「XZパラダイス第一回全国ミーティング」はこうして終了した。
元気なXZ達を見ることができてとても嬉しかったし、久しぶりのXZでの長距離行(660Km)。
 やはりXZ400はツーリングバイクだ。疲れが非常に少ない。
 40歳を過ぎた私でも一日500Kmはいけそうである。
 はっきり言ってすごいバイクだなと今更ながらに思う。
 帰ってきてグッタリなんて全くないし、まだまだあと200Km位は走れそうな体力消耗率なのだ。
掛川から豊明〜御在所までは本当に向かい風が強くて結構ストレスを強いられたのだが・・
天気が良くて、昼間で、景色が良ければ500Km/日なんてお茶の子再々だと思い、やっぱりXZの真価はコレだと25年ぶりに見せつけられた昨日今日であった。
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